幸運な日である。28歳の人妻をホテルから帰したところに応募の電話が入った。
23歳のレストラン店員。渋谷で働いているらしいが詳しいことは教えてくれなかった。

「かつてモデル事務所に在籍しAVに何本か出演したことがある、元AVギャルだったのだ。
道理で話が早い。だがそれを聞いた途端、カンパニー松尾の態度は一変した。
それまで腫れ物を触るが如く慎重に会話を交わしていたのだが、急にズケズケとものを言うようになった。
「ハメ撮りしたのか?」「男はビンビンだったか?」「興奮したか?」という具合に。

前述したとおり松尾は、「モデル」とか「人妻」などのキイワードに弱い。
同じ人物でも素人というだけで興奮する性格なので、逆に「AVギャル」という前歴はネガティブに作用するのだ。
セックスして当然という女は、松尾にとって穴でしかない。
しかし面白いもので、女はそんな扱いがまんざらでもない様子なのだ。

恋愛するなら話は別だが、その場限りで望んでもいない相手とセックスするのは、男が少し乱暴な方が良いようだ。
犯されることを想像しながらオナニーする心境というか。
女の盛り上がりに対して松尾は、この日2人目ということもありプレイの手抜きが目立った。
それを補うため3Pすることにしたら、ますます手を抜いた。
「もうイッていい?」と体位も変えず正常位のまま射精しようとするので、「ちゃんとやってください」と言うと思いっきり腰を振り、真似できないほど濃い精液を出してくれた。
「かな」は3Pができたことで満足気だった。